"がん＝死というのが、結局のところ、人々に恐怖心を与えると思うのですが、私もそうでした。でも、時間をかけて「死」について考え、受け入れる努力をし て、それからやっと、病気についても冷静に立ち向かえられるよ..."

“がん＝死というのが、結局のところ、人々に恐怖心を与えると思うのですが、私もそうでした。でも、時間をかけて「死」について考え、受け入れる努力をし て、それからやっと、病気についても冷静に立ち向かえられるようになりました。死から逃れたい、病気から逃れたいと、ただ闇雲にそこから這い出ることを考 えるよりは、うまく病気と付き合っていくことで、それなりに充実した人生を送る方法だってあるように思います。

がんの撲滅、早期発見・早期治療のために、がん検診が盛んに進められている今日この頃ですから、それを機に、「死生観」について考えてみたり、自分自身のこと、大切な人のことを考えるいいきっかけになると思います。

がんの告知と心のケアは、今後、もっと注目されるべき点だと思います。”

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