“右下腿切断の手術をしてから、1か月が過ぎました。幻肢痛のしびれの範囲も少しずつ狭くなってきています。以前は、ふくらはぎ、くるぶし、かかと、右足の指の全部に感覚がありましたが、今は、足の裏の数か所に限られています。
さて、術後にはICU(集中治療室)に入ったのですが、以前も、その時の話を書きましたが、今日はちょっとだけ詳しく書きたいと思います。
術後は、しっかりと意識もあり、強い吐き気を感じながら2時間ほど経った頃からだったでしょうか?次第に、切断面に激痛を感じました。でも、これまでも何 度か手術を受けてこともあるので、何とかなるだろうと思っていました。痛みが強くなるたびにナースコールを押し、対応してもらったのですが、どうも、これ までの痛みのスケールよりも格段に強く感じました。担当看護師さんが、麻酔科の先生を何度も呼んで、点滴だけではなく、術前に差し込んだ硬膜外麻酔の管か らも薬を入れたのですが、その管からうまく薬が流れないようで、痛みは頂点に達しようとしていました。
これだけいろいろな薬を投与しても痛みが軽減しないという状況に、普段、冷静な私もパニック状態になり、気持ちのなすがまま、子供のように「痛いよ~、痛 いよ~」と泣きじゃくりました。泣きじゃくったら、痛みはともかく、気持ちは落ち着きました。泣きべそをかいている時に、担当看護師さんが、「痛みを取っ てあげられなくてごめんね。」と肩をさすってくれたこと、何度思い出しても、その優しさに胸が詰まります。”
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さて、術後にはICU(集中治療室)に入ったのですが、以前も、その時の話を書きましたが、今日はちょっとだけ詳しく書きたいと思います。
術後は、しっかりと意識もあり、強い吐き気を感じながら2時間ほど経った頃からだったでしょうか?次第に、切断面に激痛を感じました。でも、これまでも何 度か手術を受けてこともあるので、何とかなるだろうと思っていました。痛みが強くなるたびにナースコールを押し、対応してもらったのですが、どうも、これ までの痛みのスケールよりも格段に強く感じました。担当看護師さんが、麻酔科の先生を何度も呼んで、点滴だけではなく、術前に差し込んだ硬膜外麻酔の管か らも薬を入れたのですが、その管からうまく薬が流れないようで、痛みは頂点に達しようとしていました。
これだけいろいろな薬を投与しても痛みが軽減しないという状況に、普段、冷静な私もパニック状態になり、気持ちのなすがまま、子供のように「痛いよ~、痛 いよ~」と泣きじゃくりました。泣きじゃくったら、痛みはともかく、気持ちは落ち着きました。泣きべそをかいている時に、担当看護師さんが、「痛みを取っ てあげられなくてごめんね。」と肩をさすってくれたこと、何度思い出しても、その優しさに胸が詰まります。”
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