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- 帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告 - トラックマガジンフルロードブログ
木の箱がクシャ!
このときは、木で箱状に作られた木枠の中に品物が入っていて、それが2段積みになっていたんですが、その箱の一つ一つが、何百キロもあるような重い
モノで、下段に積まれてるヤツは重さに耐え兼ねたんでしょう、木枠が折れちゃって「クシャ」って潰れた状態。しかも上の段に積まれてたヤツも、あまりにも
チャチな木枠だったんで、木枠の下部が潰れちゃってる状態でした。
コンテナの扉を開けた瞬間、自分はそーゆーのに慣れてるんで「うぉー、派手に崩
れちゃってんなぁ」くらいな感じだったんですが、現場の人は絶句してましたっけ。このような場合、フツーだと「運ちゃん、荷崩れしてんじゃねーかよ
(怒)」って話になるんでしょうが、海コンの場合は、海外でどんな詰め方をしたんだか分からないですし、荒れている海を航行してくるワケですから、どこで
どー崩れたんだか特定が難しいんですね。それに、バン詰をした現場で、絶対に荷崩れしないような対策を施さなきゃならないことになってますから、フツーに
運転してて荷崩れしないって前提なんですよ。なので、「コンテナ、ひっくり返しちゃった」とか「途中で事故っちゃった」みたいな、特別な場合を除いては、
荷崩れしていても運転手の責任になることは少ないです。
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