帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告 - トラックマガジンフルロードブログ
スクラップの現場って、かなりの割合で海外の人がやってることが多いんですけど、彼らの「OK」やら「ダイジョーブ」って言葉は、やたらに信用しちゃダメですね(笑)。
全然別の現場でしたが、かなり狭い現場へバックで入らなければならなかったことがあったんですよ。こちらとしては、「ぶつけちゃダメだ」ってことで慎重になる上、トレーラーは見えない部分が多いので、「ヤベーかなぁ」なんて思った時は、一度車を止めて、後ろを見に行ったりもするんですね。そーしたら、その現場の外国人は「自分達が見てるから安心してバックしろ」ってなことを言うんで、その「オーライ」やら「OK」ってな誘導の言葉を信用してバックしたんですよ。
で、何か後ろで「メリメリ」ってな音がしたんですね。これって、明らかにコンテナかシャーシが何かに当たって押しちゃってるような音に感じたんで、「ねー! 何か当たってない?」って聞いたんです。しかし、帰ってくる答えは「OK」だし、後ろじゃ「オーラーイ」なんて言ってるもんですから、「ホントに平気なんだろうか?」と思いつつバックしたんですね。
でも、何か違和感タップリだったんで、車を止めて後ろを見に行ったら、思いっきり現場に置いてあったスクラップの車に、コンテナが少しメリ込んでんですよ。「オーイ! 車に当たってんジャン。全然OKじゃないジャンよ」なんて文句言ったら、「OK、OK。もうこのクルマ、動かないネ。ブツかっても大丈夫よ」だって…(爆)。
まぁ確かに、車よりコンテナの方が強いし、車に当たったところで、コンテナ側には特に問題はないワケですが、だからって当たってるのに「OK」はないですよねぇ。
海外の人が全てこーってワケじゃないんですけど、中東系の人達やアフリカ系の人達って、結構こーゆう愉快な人が多い気がします。自分の気のせいじゃなければ…(笑)。俗に言う「異文化コミュニケーション」ってヤツですかね。