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- NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演全文掲載です (via nakano)
(福島は)地震によるときにストップしましたから、ですから核分裂反応はス トップした段階で、ただ残念なことにそのあと、要するに緊急の冷却装置が壊れてしまったと、津波でもって。ですから、そのとき予備の電源がきかなかったと いうこと、ですから冷却が十分されていないということで。
空中に放出された放射性物質の量というのは、チェルノブイリというのは、ちょ うど広島型の原発の原爆の、500倍か600倍といわれています。今回の福島の場合は、その政府、東電の報告によりますと、量はその1つ下のオーダー、 10分1くらいということでいきますと、空中に出ている量というのは、少ないということ。ただ残念なのは、クーリング、冷やすことと、ある意味では、空中 にそういう物質を放出している物質を何とかして防がなければいけないということ、で、それが今日の朝のニュースでもやっていますが、一号機の場合には、あ そこにカバーをかけるということですね、あの全体に。それは、まさに空中に放射性物質を出さないようにする。もう1つやってもらわないといけないことは、 早く十分に冷やしてもらわないといけないということ。(INESの) レベルっていうのは、福島の場合とチェルノブイリを比較すると、(放出された放射性物質の)量としては、もうはるかに今いったようにチェルノブイリが10 倍ほど多いということですから、あるレベル以上の場合は、レベル7にするということですから、7ということでございます。
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