“彼女(タルカチョアさん)もそうですけど、今もそこで生活していますから、その意味では私は、理想を言えばきりがないわけです。これだけ皆さんにもう1つ、ご理解願いたいのは、今までは僕は日本に帰ってきてからは、全国でチェルノブイリの話をさせてもらいました。で、そのときに僕が話をしても、正直言って、日本の皆さんは、誰も自分のことしか考えてくれなかったです。どこかの対岸の火事のように私全然、関係ないわっていうように聞いていた。これは今回起こったときに、急に私にいろんなことを言ってくるときに、あれだけ言ったじゃないのという風に私言っているんです。これは日本国民が、ある意味では、これを逃げるんじゃなくて、正面から、まさに日本は、海外から見ますと汚染国になってしまったので、この事実だけは、しっかり捉えてください。逃げられません。いいですね、ですからそういう中で、そういう事実を知った上で今後、我々がまたどうやって生活を立て直していくか、っていうことを考えて欲しいんです。”
- NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | チェルノブイリ医師の思い・菅谷医師の講演全文掲載です (via nakano)
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