“日本以外の国への渡航には、放射線によるリスクはありません。飛行中に宇宙線から受ける放射線のほうが、福島のせいによる放射線より高いでしょう。日本国内そのものでも、福島からの放射線をあびてしまうというリスクはかなり低いです。なぜかというと、(1)放射能汚染された食べ物は、流通ストップされてる、(2)40-50キロメートルより外の地域では、福島原発から飛んできた放射線物質はごくわずか、(3)水系に混ざっている放射性のヨウ素はさっさと崩壊していて、あと数週間で事実上なしになります。というわけで、わたしとしては、放射線よりは、震災と原発事故によるインフラやサービスが滞っていることや、人々が普通の心理状態じゃない、ということのほうが、日本への渡航の際には問題になってくると思います。”
- 英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1) | Starting Small (via otsune)
- 英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1) | Starting Small (via otsune)