“日本は、悲惨な公害を経験し、企業や行政に対する不信感が根強くあります。
その結果、ある危険因子が顕在化すると皆がパニックに陥り、何が何でもゼロにしようとするため、前提も評価基準も対策も動揺します。
その結果、ある対策をとれば安く済み、別の因子に対処する余裕ができるのに、ゼロリスクを目指した高額な対策が続けられてきました。
そして、対策を行う側はパニックを恐れて情報を隠し、国民の側は情報が隠されるので余計パニックに陥るという悪循環が続いています。
最近は、行政が何か情報を公開しても、「肝心な情報は隠されている」などと言って国民の不安を煽る手口まで現れる始末です。”
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その結果、ある危険因子が顕在化すると皆がパニックに陥り、何が何でもゼロにしようとするため、前提も評価基準も対策も動揺します。
その結果、ある対策をとれば安く済み、別の因子に対処する余裕ができるのに、ゼロリスクを目指した高額な対策が続けられてきました。
そして、対策を行う側はパニックを恐れて情報を隠し、国民の側は情報が隠されるので余計パニックに陥るという悪循環が続いています。
最近は、行政が何か情報を公開しても、「肝心な情報は隠されている」などと言って国民の不安を煽る手口まで現れる始末です。”
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Amazon.co.jp: 環境リスク論―技術論からみた政策提言: 中西 準子: 本
この本まだ普通に買えるのか。買ってみよ。
(via hexe)