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- 「けんかに特化「都市型暴走族」とは 海老蔵さん殴打」:イザ!
伊藤被告は、東京都杉並区で暴走族の連合体「関東連合」の関係組織に所属。警視庁幹部によると、関東連合には昭和48年ごろ、約500人の少年が所属していた。
関東連合は平成9年、品川区で対立グループと乱闘し、少年を刺殺するなど、相次いで凶悪事件を起こした。その後、メンバー減少などで解散したとされるが正確な時期は不明だ。一方で、伊藤被告らが所属した時期の関東連合は、かつての暴走族とは異質だったと指摘する声もある。
不良少年の生態に詳しいフリーライター、岩橋健一郎氏は「チーマーやストリートギャングの影響も受けて服装はカジュアルなストリート系。単車にこだわらない『都市型暴走族』で、けんかに特化した『愚連(ぐれん)隊』のイメージが近い」と解説する。
“変異”の背景には、道路交通法改正による集団暴走の取り締まりの厳格化があるという。岩橋氏は「目立つ特攻服で暴走すれば一網打尽。結果的に世間でいう 『非行』が潜在化した」とした上で、「武器で相手をたたきのめすことも躊躇(ちゅうちょ)しない。不良の気質が変化し、警察の存在や逮捕も恐れなくなっ た」と語る。
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