
13日未明、広島市内の川から小学校6年生の男の子3人が見つかり、まもなく3人の死亡が確認されました。この3人が見つかったのは、市内を流れる川が合流する地点です。
住宅街を縫うように走る広島市安佐南区にある川で子供たちは発見されました。当時、川の水位は1メートルほどにまで上昇していたということです。近所の子供たちが中に入って遊ぶ姿が何度も目撃されていて、警察は数年前、川に入らないよう注意を呼びかけていました。死亡したのは、いずれも11歳の小学6年・田中騎士くん、森山駿くん、それに、つる井啓太くんの3人です。
近所の人:「3人とも(川の中で)肩組んでいるのを見ました。何かを探しているような、下向いていたんで」
警察では、川で遊んでいて流された可能性が高いとみています。
一方、3人が通っていた小学校では13日朝に全校集会が開かれ、事故について報告されました。
広島市立祇園小・宮原弥生校長:「水路に近づかないように指導していたにも関わらず、このような事態になってしまって本当に残念」