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ある人は、津波の時に堤防の先にいて波にさらわれた。ところが、その直後に反対方向から波が来て、その波に再びはね飛ばされる。そのおかげか、まるでブーメランのように同じ堤防まで押し戻されたという。奇跡のような話だが、それで命が助かったという。
またある女性は、自宅の2階に駆け上がったところ、2階ごと津波に流された。水は首もとにまで達し、必死で顔を上げて息をしながら、しがみついていたという。しばらくその状態が続いたが、ようやく水が引いたので窓から周りを見渡してみると、どうやら学校の校庭らしき場所。そう、津波が偶然押し流したのは、避難所となっていた小学校の校庭の真ん中だったのだ。その学校に非難していた人たちは一様に驚き、「なんでそこにいるの~、○○ちゃん!?」と口々に叫んだ。その女性も「分からない~」と泣き笑いしながら、とにかくお互いの無事を喜び合ったという。
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【被災地取材 特別レポート】 被災者が語る「九死に一生を得た」奇跡のエピソード|『社会貢献』を買う人たち|ダイヤモンド・オンライン
(via yuramaro)