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- 放射性セシウム、焼却灰から検出 4県の下水処理施設 :日本経済新聞
福島県周辺の茨城、群馬、栃木、新潟の4県の下水処理施設で今月採取した汚泥や、汚泥を燃焼させた焼却灰から、放射性物質の検出が相次いでいることが、各県の調査で分かった。
4県で放射性セシウムの検出濃度が最も高かったのは、宇都宮市の下水道資源化工場の焼却灰で1キログラム当たり3万2千ベクレル。放射性ヨ ウ素では、茨城県土浦市の霞ケ浦浄化センターの汚泥の300ベクレルが最大で、栃木県日光市の鬼怒川上流浄化センターの汚泥からは140ベクレルを検出し た。
汚泥や焼却灰などに放射性物質の基準値はなく、茨城県は国に対し、基準値や安全な処理方法の指針を早急に示すよう要望している。栃木県も近く、国に要請する方針。〔共同〕
- 放射性セシウム、焼却灰から検出 4県の下水処理施設 :日本経済新聞