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" 東日本大震災の被災地は17日も冬型の気圧配置が続き、真冬並みの寒さとなった。物資不足が深刻化して被災者が厳しい生活を強いられる中、福島県内の避 難所では高齢者14人が亡くなっていたことが判明。毎日新聞..."

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“ 東日本大震災の被災地は17日も冬型の気圧配置が続き、真冬並みの寒さとなった。物資不足が深刻化して被災者が厳しい生活を強いられる中、福島県内の避 難所では高齢者14人が亡くなっていたことが判明。毎日新聞のまとめでは、10県で39万9329人が避難所に身を寄せている。被災地では懸命の救助作業 が続いているが、死者は4286人に上り、2万人以上が行方不明となっている。

 高齢者が死亡したのは、福島県いわき市の避難所の一つ、県立いわき光洋高校(同市中央台)。県いわき地方振興局や同校によると、亡くなった14人は、福 島第1原発の放射能漏れで避難指示の圏内となった同県大熊町の病院と老人ホーム計3施設の入所者だった。14日夜から16日朝の間に死亡。男性6人、女性 8人で、寝たきり状態の人もいたという。

 同校に来たのは、医療施設などに移るまでの措置で、14日夜から15日朝にかけて到着。うち2人はバスで移動中に亡くなったとみられるという。

 同校は、原発事故などによる避難者の急増を受け、一時避難先として14日に急きょ受け入れを開始。ピーク時には約260人が避難した。病気治療中の高齢 者などについては当初、十分な医療設備が無いことから受け入れを断っていたが、緊急事態で行き先が確保できない高齢者が多いことから、一時的に受け入れを 決定。県内病院から医療スタッフ4人が来てボランティアとともにケアに当たり、多くは16日中に医療施設に移ったという。

 気象庁天気相談所によると、17日の朝の最低気温は岩手県沿岸部で氷点下5~3度、宮城、福島県沿岸部で同4~3度程度と考えられ、雪が降っているところもあるという。

 消防署員らを含む多数の住民が行方不明となっていた岩手県山田町では、17日未明までに秋田県から入った救助隊が58人を発見したが、全員の死亡を確認した。一方、同県釜石市や宮城県石巻市などでは16日夕から深夜にかけ、多数の地区で孤立状態が解消した。”

- <東日本大震災>避難の高齢者14人死亡 福島・いわき (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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