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"母は家計簿をつけてみて、小さな出費を削るより、大きな出費を削る方がずっと効果的であることを発見したという。 気付き 野菜や鶏卵の特売に目の色を変えるより、「牛肉NG」「刺身NG」「冷凍食品NG」「調理器..."

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母は家計簿をつけてみて、小さな出費を削るより、大きな出費を削る方がずっと効果的であることを発見したという。

気付き
  1. 野菜や鶏卵の特売に目の色を変えるより、「牛肉NG」「刺身NG」「冷凍食品NG」「調理器具の予算は年1万円まで」と決めてしまう方が簡単・確実だ。
  2. 自炊の低コスト化に苦心するより、「外食NG」の大方針を守る方が容易かつ効果的だ。
  3. 結局、いちばん「幸せだな」と感じるのは、夫や子どもが気持ちよさそうに昼寝しているとき。
基本方針
  1. 「人並みの生活」をフルコースで実現しようとしない。「日常」に特化する。
  2. 状況に即応しない。判断に枠をはめる。
具体例
  • 外食しない。
  • 新車を買わない。中古車を買うのに100万円以上は出さない。買った車は買取査定がマイナス(有料引取)になるまで乗り潰す。
  • 収納スペースを増やさない。見直しは3年に1回に限る。収納が満杯になったら、物品の購入を停止する。(この規制は食料品、衣料品、調理器具に対して非常に効果的)
  • 衣料品については、個別価格の上限と年間予算の上限を設ける。(店員にはまず予算を伝える。上限価格オーバーの商品は見えても「見ない」。これは牛肉なども同じ)
  • 会社の保養所(1泊1500円)と実家への帰省の他に、泊りがけの旅行はしない。
  • 安くて丈夫な家電を選び、ていねいに長く使い続ける。また、使わないものは買わない。逆に、買ったら最低100回使用しなければ捨ててはならない。
  • 本人が希望しない限り、学習塾や習い事はさせない。いろいろ紹介はしても、勧めることは避ける。

結局のところ、どこかで帳尻を合わせなければならない。だが、「外食しないのが当たり前」「会社の保養所がある場所の他には旅行しないのが当たり 前」といった感覚を持つことができれば、年収400万円未満でも惨めな思いをすることなく、子ども2人を大学までやることができる。ようは、気の持ちよう だ。

それさえできれば、あとは経験を整理して明確な方針を立て、淡々と日々の生活を組み立てていくことで、自ずと幸せに毎日を過ごせるわけだ。

……が、自分の気持ちをコントロールできない人が世の中には多い。「当たり前」の基準を家庭の外に求めて、自分は不幸だと感じてしまう。だから、年収400万円未満では「無理せず再生産が可能」な水準とは考えない人が少なくないのではないかと思う。



- 無理せず節約するコツ (via mayumiura)
2010-11-15 (via gkojax-text)

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