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- <ライブドア事件>堀江被告が会見「獄中からも情報発信」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
最高裁決定により実刑が確定することになった堀江貴文・ライブドア元社長は26日夕、東京都内で会見し「運命を受け入れるしかない」と、ふっきれたような表情で語った。上告棄却を冷静に受け止めたといい「刑務所の中で勉強してきますが、みんなが楽しくなるようなことをやっていきたい」と出所後の抱負も述べた。
元社長は緑色のジャケットに黒いTシャツ、ジーンズというラフな服装。弁護人から正午過ぎに電話を受けて最高裁決定を知ったといい「上告趣意書で主張したことに全く触れられず、完全にスルーされ、軽く却下された。無罪を主張してきた私にとっては非常に残念」と独特の口調で心境を語った。
収監後については「ゆっくり本を読める機会。(逮捕後、保釈まで)3カ月で200冊読んだので、2年半で2000冊ぐらい読めると思う」と説明。インターネット上で発行しているメールマガジンも「スタッフが続けたいというので彼らのサポートを受けてできるだけ発信していきたい」と語った。
自身の事件を振り返って検察や裁判所、マスコミに対する批判も展開。「M&Aの件数がすごく減り、企業買収がやりにくくなった。上場企業はコンプライアンス(法令順守)に費用をかけて利益が減り、(国の)税収も減る。財政が悪くなるという悪循環になっている」と指摘した。
最後には、東日本大震災の被災者に対して「マイナスからのスタートになるが、これ以上悪くならない。東北の人たちは未来があり、右肩上がりの成長局面はすごく楽しいと思う」と述べた。【山本将克、伊藤一郎】
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