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- チェルノブイリ原発にシェルター建設へ、追加拠出650億円 | ワールド | Reuters
[キエフ 19日 ロイター] 1986年のチェルノブイリ原発事故から25年となるのに合わせ、ウクライナのキエフで19日、国際会議が開かれ、事故を起こした原子炉を覆う新たなシェルターの建設に各国が5億5000万ユーロ(約650億円)を拠出することで合意した。
この会議は、先進主要8カ国(G8)や欧州連合(EU)、国際機関などの代表者が集まって行われたもの。新たに建設が計画されているシェルターは、爆発した4号機の原子炉に設置され、高さは110メートルにも上る。
チェルノブイリ原発では、シェルターのほか放射性廃棄物の保管施設の建設に総額13億9000万ユーロが必要とされている。ウクライナ政府は今回の会議で7億4000万ユーロの支援を求めたが、要請額には達しなかった。
一方、会議に参加した各国は、東日本大震災で被災した福島第一原発での事故収束に向けて取り組む日本政府への連帯も表明。日本は震災への対応を理由に、チェルノブイリ原発に関する追加拠出を見送る考えを示した。
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