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- 佐々木俊尚氏、震災後にTwitterで見られた「情報リテラシー」を斬る | ニコニコニュース (via yellowblog)
今回の大震災ではフォロワー数が多い人に公正・中立な「メディア」としての役割を期待した人が少なくなく、著名人のツイートに批判が集まるという事態も起きた。これに対し、佐々木氏は「そんなの放っておけば良いんですよ」と一刀両断。
「僕(のツイート)には僕というバイアスがある。でも、それは僕の情報を見ている人が見れば分かる。その前提の上で情報を受容してもらえたら良いわけで、『客観中立じゃないからけしからん』とか言う人には、『あんたはテレビや新聞を見ていなさい』と言えば良い話じゃないかと思います」
と語った
「・・・」
このように佐々木氏は、Twitterにはバイアスがかかっているとし、「バイアスそのものが可視化されていることが一番重要」と強調。「『お前は専門家じゃないから言うな』と言われたら、何も言えない。でも、個人でも言わないといけないと思う」と、言論が封じられるのではなく、発言者の知識量やスタンスといったバイアスを前提として議論が行われることが望ましいと語った。
また、「専門家ではないから語るな」と言う割に、「専門家は御用学者だから信頼できない」というネット上の「ダブルスタンダード」にも言及。「『権力』と『市民』の二項対立でしか物を語れなくなっている」と指摘し、「専門家や官僚も一市民であり、一市民が専門家であることもある」と、傍観者的に批判するのではなく、それぞれの立場で「当事者意識」を持って語っていくことが重要だと訴えた。
”- 佐々木俊尚氏、震災後にTwitterで見られた「情報リテラシー」を斬る | ニコニコニュース (via yellowblog)