時事ドットコム：小学生の列にクレーン車＝５人死亡、１人大けが－運転手を逮捕・栃木県警
１８日午前７時４０分ごろ、栃木県鹿沼市樅山町の国道で、集団登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込んだ。児童６人が病院に運ばれ、５人が死亡、残り１人も大けがを負った。県警鹿沼署は自動車運転過失傷害容疑で、同県日光市大沢町の運転手柴田将人容疑者（２６）を現行犯逮捕した。
同署によると、児童はいずれも市立北押原小学校に通う４年生から６年生の男児５人と女児１人。このうち同小４年関口美花さん（９）＝同市上殿町＝、同下妻圭太君（９）＝同＝、同５年星野杏弥君（１０）＝同＝ら５人が死亡。６年生男児（１１）が大けがを負った。児童のうち１人は、一時クレーン車の下敷きになったという。
柴田容疑者は当時、１２トンのクレーン車を運転し、鹿沼市樅山町の国道２９３号を北に向かって走行中だった。車はセンターラインを大きく越え、対向車線脇の歩道を学校に向かって集団登校していた児童の列に突っ込んだという。（2011/04/18-12:08）