244 リール(千葉県) :2010/04/06(火) 17:18:31.29 ID:ANQRRyOi
結局ね、キリスト教的論理ガチガチの人に、
価値の相対性を気付かせるのが目的なんだわ。
もともと価値観は相対的とわかっていれば
教授が何を質問しようと「俺はこうする。結果がどうであれ悔いは無い。」で
終わってしまうんだよ。絶対的正解は無く、結局個人の人生観に任されると。
ところがキリスト教的論理・正義で凝り固まっている人は
「ここはこうするのが正しいはずだ!」と声高に主張する。こいつを崩すのが目的なんだな。
この教授の授業で最も有効な言葉はクレヨンしんちゃんの映画のセリフだな。
「正義の対局にあるのはもう一つの正義」
426 リール(千葉県) :2010/04/06(火) 17:40:29.52 ID:ANQRRyOi
»266
そうなんよ。この問題にしても、ν速流ヘタレ主義が身についていれば
1 俺は人は殺したくない だが勝手に人が死ぬのは仕方ないし結構メシウマ
2 どうしても人を殺さなきゃならんのなら、少ない方が目覚めが良いからそうする
っていう俺様ルールを発動して
・運転士の場合には待避線に突っ込む 1人ならしゃあないわ 5人よりはまし(ルール2)
・橋の上のデブは放置。電車の人が勝手に死ぬのは見学する。何も自分が積極的に人殺しになる必要もないし(ルール1)
で全部説明できるし、悩む必要もないんよ。俺様ルールに矛盾も何も無い。自分の好き嫌いでしかないから。
それを「5人を助けるのが 人類として当然だ!」という、「人類普遍の道徳哲学」にすり替えるキリスト教原理主義のような奴
(ハーバードに来る若いヤツには多いだろうな)を潰しておいて、他の文明・文化の政治哲学とそれぞれの相対性を教えるのがこの教授なんだな。
- 哲学者「1人が死ねば5人が助かる、1人が生きると5人は死ぬ。正しい行いは?」 (via yue)