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- デジタルネイティブじゃない1989年生まれのわたしの話 - はみだし (via otsune)
1989年は、元号が平成に変わって、消費税3%が導入されて、中国では天安門事件が起きて、東西ドイツを隔てるベルリンの壁は崩壊して、事実上冷戦が集結した年、みたいだ*1。覚えてるわけがないのだけど。
ソ連が崩壊するのは2年後の1991年。東西冷戦も社会主義国家も教科書のなかの存在で、物心ついたときには隣の国はソビエト連邦ではなくロシア連邦でした。
資本主義が世界の共通ルールだってことが考えるまでもない事実で、アメリカに対する過剰なあこがれも(たぶん、上の世代と比べたら)なかった。
というより、そもそもあまり海外に目が向かなかった。中国や韓国の存在も、意識した覚えすらない。
「アメリカ的な文化」はもうそこにあることが当たり前で、アメコミアニメもたくさん見たし、マクドナルドも行ったし、ディズニーランドも何度も連れてってもらったし、宅配ピザだって食べた。ピザーラが全国展開をはじめたのも、1989年みたい。
バブル景気を知らない。日本が上向きの頃の空気を知らない。未来が無条件に明るい感じを知らない。
覚えてる大きな事件の最初は、1995年の阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件。
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